僕がFXをはじめたのは、
もう15年も前の話になります。


FX歴15年といってもFXをはじめてからの10年間は散々でした…
たまたま相場の波に乗れて大きく勝ったことは何度もありましたが、
そもそも論理と技術を持ち合わせてなかった僕は、
その勝ちをキープすることが出来なかったのです。まさに…


勝ちトレーダーではなく、
“勝ったことのある”トレーダーでした。



「専業トレーダー」「プロトレーダー」というのは
勝ったことのあるトレーダーではなく
「勝ち続けるトレーダー」のことを言います。


僕は勝ったことのあるトレーダーを10年続けてきただけ。
それは10年やってきただけで10年経っても初心者のままだったということです。


だから僕にはFXの経験はあるけど
「勝てない…」という人の気持ちが誰よりも分かります。
気持ちが分かるというよりは…勝てない理由が分かります。


まずFXで勝てない第一の理由は、
甘い考えでトレードの世界へ入ってきているから。
大半のトレーダーが次のような行動を取ります。


1・まずネットで情報を調べる
2・YouTuberのトレード手法を真似てみる
3・それでも勝てないので自動売買に手を出す
4・自動売買はダメだよ!と人に言われる
5・なかなか勝てないので覚悟を決めて高額マニュアルを買ってみる
6・それでも勝てないので、もっと高額なマニュアルを買ってみる
7・それでも勝てず結局トレードで勝つのは無理だと資金を引きあげる
8・数ヵ月後、またお金に困ってトレードに興味を持つ
9・改めて勉強してみると、なんとなく分かってきた
10・なんとなく勝てるようにはなったけど、なんとなく負けも続く

この状態で何年も停滞するが、
なかなかトレードをあきらめきれない…



だいたいこんな感じではないでしょうか。
僕も10年以上こんな状態が続きました。
これは意識が甘いということもあるのですが、FXで勝てないもう一つの理由でもあるのです。


そのFXで勝てないもう一つの理由というのが、
意外かも知れませんが手法探しをしているからです。


正確に言えば手法は確かに必要ではありますが、
シンプルな手法が一つあれば十分なんです。


トレードの世界では長らく大金持ちになれる
特別な人しか知らない手法が存在していると考えられてきました。
その手法を「聖杯」と呼んでいて、多くの人が聖杯探しに夢中になります。


しかし100万円出そうが500万円出そうが聖杯は見つかりません。
なぜか?聖杯なんて存在しないからです。
上記枠の2以降は聖杯を探している結果とも言えます。


聖杯探しというのは、言ってしまえば
「ラクして稼ぎたい」という気持ちの表れだと思います。


その甘い考えが勝てない理由でもあり、
いつまで経っても初心者から抜け出せない理由でもあります。
(僕も自分で書いていて心が痛いのですが…笑)


では、一体どうしたら初心者を脱却し
勝ち続けるトレーダーになることが出来るのか?
答えは意外と簡単です。


トレードというのは知識ではなく、
技術と経験だということです。



つまり王道と言われる手法をひとつだけ学んで、
それを自分の技術として使えるまで習得することです。


もう手法は探さない。
一つの手法だけを学んで、それを完全にマスターするまで絶対、他の手法に変えない。
つまり技術力の向上を放棄しないということです。


では、そのシンプルなたった一つの手法とは何か?
それがトレンドフォローを行う際、もっとも有効的だと言われている…


ボラティリティ・ブレイクアウト


という手法です。
聞いたことはあるかと思いますが、
これを技術として使いこなせている人は非常に少ないと思います。


これは伝説のトレーダー、ラリー・ウイリアムズ氏が使っていた手法でもあり、
彼はロビンズカップというトレーダーの世界一を決める大会でもこの手法を使っていました。


この大会の優勝者は毎年、200〜300%のリターンで優勝していたのですが
ラリーウイリアムズ氏は11000%という驚異的な数字を叩き出し圧倒的な強さで優勝しています。
ちなみにこの記録は今もなお破られていません。


さらに彼の娘さんであるミシェル・ウィリアムズも同大会で全く同じ手法を使って
1000%のリターンを得て優勝しています。
その時、彼女は若干17才…この話から分かることは2つ。


1・この手法は揺るぎない優位性を持つ。
2・正しく教われば誰でも出来る。



ということです。
実際に僕もこの手法を覚えてから、
それまで難しいと感じていたトレードがそれほど難しいと思わなくなりました。


先ほどまでの話と矛盾していると思われるかも知れません。
確かにトレードで勝ち続けるのは簡単じゃありません。


しかし、それはあくまでも手法を知っただけで
稼げるほど甘い世界ではないという意味です。


決してトレードを甘く考えず、
一つの手法を極めようと真剣に取り組む。
そのように意識を変えてからは、あくまでも個人的な感想ですが…


実はトレードで勝ち続けるのは
そんなに難しいことではないのではないか。



そう思うようになってきました。
そのためには出来るだけシンプルな手法。


何本も線を引いたり横文字だらけの複雑なテクニカル分析ではダメです。
難し過ぎて挫折してしまいますからね。


その点、ボラティリティ・ブレイクアウトは至ってシンプル。
この手法を完全にマスターすると…


誤解を恐れずいうと…
感覚的なトレードができるようになります。




チャートというのは「買い手」と「売り手」の攻防をグラフに表したものです。


買い手:買いポジションを持っているプレーヤー。
売り手:売りポジションを持っているプレーヤー。



この両者の数(金額)が拮抗していれば、相場は方向感を失い、
いわゆるレンジ相場となります。
相場がそのような状態にある時、トレードをするのは得策ではありません。


なぜなら、相場がどちらへ向かうのか分からないからです。
では、どういう時にトレードをするのがいいか?それは…


この攻防戦の勝負がついた時。
つまり、参加者が皆同じ方向を向いた時です。





相場というのは、常にこのメカニズムで動いています。
「ただのブレイクアウトか」と思うかもしれませんが、
このメカニズムの背景には何があって、どういった思惑でプレーヤーが注文を入れているのか?


そういったことを理解せず
「抜けたらエントリーすればいいんでしょ」
という甘い考えでいる人は必ず「ダマし」の餌食になります。


では実際のチャートで見てみましょう。



これはドル円チャートですが、
こうしてみると、この手法が見事なまでに有効であることが分かると思います。


ちょっと分かりずらいかも知れませんが、
緑の丸の部分で攻防戦の勝負が決まり、
参会者のほとんどが買い手にまわった状態、
これが本当の意味での優位性ということです。


これは一般的なブレイクアウトですが、
ではボラティリティブレイクアウトとは一体?


ブレイクアウトは多くのプレーヤーが使っている手法。
ではボラティリティ・ブレイクアウトとは一体どんな手法なのかというと、
二本の移動平均線、もしくはボリンジャーバンドを用いて、
レートが収束しながら、トレンド方向へ拡散していくタイミングを正確に読みエントリーする手法です。


基本的に相場というのは
「収束」と「拡散」を交互に繰り返します。



しかし、この「収束」と「拡散」は
パッと相場を見ただけでは、認識できません。例えばこちらのチャート。


どこが収束で、どこから拡散かよくわかりません。
しかし、二本の移動平均線を表示させることによって一目瞭然となるのです。



二本の移動平均線が接近し幅が狭くなってくると「収束」、
そして二本の移動平均線の幅が広がり離れてくると「拡散」と見ることが出来るます。


難しい分析は一切必要ありません。
ラインを引いたり計算式を使ったりすることもありません。
これが先ほど言った感覚的なトレードという意味です。
同様のことがボリンジャーバンドでも出来ます。これにより…


1・ダマしを避けられる
2・高値つまみが避けられる
3・底値叩きも避けられる
4・トレンドの入口でエントリーできる
5・損切を小さく設定できる



こうしたことが高い精度で出来るようになります。
もちろん技術として習得するまで訓練が必要となりますが、
さほど難しいことではありません。



トレードスタイルには
「デイトレード」「スイングトレード」「長期トレード」などがあります。
では初心者は、どのトレードスタイルで行えばいいのか?


結論から言うと意外かも知れませんが、
デイトレード一択です。その理由をお話していきます。
まず一般的な解釈として次のような時間軸が挙げられます。


デイトレード:5分足から1時間足
スイングトレード:日足、週足
長期トレード:日足、週足、月足



あくまでも解釈として挙げていますので
人によっては捉え方が違うかも知れませんが、そんなに大差はないと思います。


またデイトレードは、その日のうちにトレードを完結させるトレードスタイルなのに対して、
スイングトレードは1日から一週間の間、長期はそれよりも長い期間ポジションを保有していきます。


一般的にはデイトレードはギャンブルとして捉えられることも多く、
そのため初心者はスイングトレードから行いましょう!という教えが多いです。


しかし僕は真逆だと思ってます。
まずギャンブルということはありません。それはハッキリと否定しておきます。


次にトレンドフォローを正しく理解し実践している方なら分かると思いますが、
そうそうチャンスは多くはありません。


そもそもトレンドが発生した時しかトレードできないのがトレンドフォローですよね。
相場というのは7〜8割はレンジ、すなわち方向感がない状態が続きます。


そんな相場環境の中でスイングトレードを行っていると
一ヵ月に2〜3回、少ない時だと何ヵ月もチャンスがない…ということになるのです。



そうなるとどうなるのか?
資金効率が悪く、徐々に焦りがトレードに表れ、トレンド発生を待つこと出来ず、
もっとも難しいと言われるレンジ相場でトレードをしてしまうのです。
そして資金を徐々に溶かしトレンドが発生した時には資金がなくてトレードできない…
という状況に陥ります。まさに5年前までの僕です(笑)


しかし、5分足、10分足、15分足あたりでトレードしていると、
チャンスは頻繁にやってきます。
そうすると、じっくりチャンスを待っても一日に何度もエントリーの機会が訪れます。


数多くエントリーすればいいというわけではありませんが、
ルール通りにトレードできるのであればチャンスは多い方が良いに決まってますよね!


結局、なぜ多くの人がルールに徹することが出来ないのかというと、
ポイントはここにあって、日足以上でトレードしているからチャンスが来るまで待てないのです。



デイトレードの方が良いもう一つの理由があります。
為替相場は株式市場と違って24時間動いているわけですが、
ただ24時間ずっとダラダラ動いているわけではなく、ある程度の規則性を持って動いています。


その規則性の中でも特に僕が見つけ、
そして重視している規則性が相場は
その日の方向を時間ごとに確定してしまうと基本的に一方向となるいうものです。


では、時間ごとの方向性はどうやって決まるのか?
ここがポイントです。それは世界の3大市場の動きで決まるということです。


【世界の3大市場】
・東京市場:9時オープン
・ロンドン市場:16時オープン
・ニューヨーク市場:21時オープン
※時間はすべて日本時間。冬季期間は一時間遅れとなる。


つまり不規則に動いているように見えるFX市場も
実は日本時間の9時から16時までは一定方向に動き、
また16時から21時までは一定方向へ動き、
21時から朝方までも一定方向へ動くということです。


上のチャートはある期間の15分足チャートです。
何の規則性もなしに動いているように見えます。
しかし、この不規則に動く相場を市場ごとに区切ってみるとどうなるでしょうか?



日本時間は上昇。ロンドン時間は下落。ニューヨーク時間も下落。
そして翌日の日本時間は上昇というように市場ごとに規則性のある動きをしているのが分かるかと思います。


デイトレードであれば、こうした規則性を優位性に変えることが出来ます。
例えば日中は仕事で忙しい人は夜にトレードする。まず21時の流れをみて、
ある程度トレンドが決まったらその流れに乗るということです。


日本時間、ロンドン時間、ニューヨーク時間と時間ごとに
区切ってトレードすることにより大きな優位性が生まれます。


スイングトレードではこれが出来ません。
上のチャートで言えば日本時間に買いでエントリーするとします。
上手くトレンドの乗ることができ含み益を伸ばしていきます。


しかし、ロンドン時間でトレンドは一転…
今度は下落の転じているのでそれまであった含み益が、
どんどんなくなり、いずれマイナスに転じてしまう…よくある話ではありませんか?
こうした理由から僕のトレードスタイルは…


5分足から15分足をメインとした、
ボラティリティ・ブレイクアウト。

ということになります。


冒頭にも書きましたが僕はトレードをはじめてから10年間、
まぐれでしか勝つことが出来ませんでした。


「FXで勝つのなんて無理なんだ…」
「そもそもFXで食ってる人なんて本当にいるのか?」



日々、そんな悩みと疑問が沸き上がり、
それでもプロトレーダーになりたいという夢はあきらめきれずにいました。
そんな時、あるプロトレーダーに出会い、僕は思いのままをすべてぶつけてみたんです。


「FXって本当に勝てるんですか?」
「ギャンブルじゃないんですか?」
「ぶっちゃけ、どれぐらい勝ってるんですか?」
「本当にFXだけで食っていけるんですか?」



思っていることをすべて吐き出してみたんです。
すると彼から帰ってきた言葉は…


そういうことは、やり切ってから聞けよ。


と言われてしまいました…
この言葉で僕は目が覚めました。
確かに僕は10年間、すべてが中途半端だった。
分厚い本を買ってみたものの、最初の数ページしか読んでなかったり、
手法は沢山学んだけど、どれ一つ自分の技術になるまではやってこなかった。


トレードノードを付けることもしてなかったし、
過去のトレードを振り返って検証することもしてこなかった。
それを彼は見抜いていたんです。


やり切ってないから、こういった疑問が湧いてくる。
やり切ってる人は勝てるか、勝てないかの答えを知っています。
だから僕は「トレードを疑う権利はない」と言われた気がしました。


そして、はじめて本気で人生を賭けて
トレードに取り組んでみようと思いその人の教えを受けてみたんです。
そして5年間、トレードをやり切ってみて今ならハッキリ言えます。


トレードで勝ち続けることは可能です。
そして、それはそんなに難しいことではない。



ただいくつかポイントはあります。
まず一つは、トレードスタイルを間違えないということ。
資金が100万円以下の方、利益を月間で計算したい方などは
デイトレードの方が圧倒的に優位になります。


次に出来るだけシンプルな手法を使うこと。
本文中にも書きましたがトレードは知識ではなく技術で勝てるようになります。
つまり、技術として使えるようになるまで訓練が必要になります。


しかし、そもそも横文字だらけの難しい手法があなたに使えますか?
僕には無理でした。難しい手法を使えば利益が倍になるというのであれば僕もそうします。


でもシンプルな手法を使っても難しい手法を使っても利益は一緒です。
だったら、できるだけシンプルな手法を使った方が良くないですか?


ネットを見ると知識をひけらかしたいのか、
難しい机上の空論を並べている人が沢山います。
でも、そういう人に限って実際は勝ってないように思います。


最後のポイント。それは…
絶対にあきらめないこと。



僕も含め、いまトレードで勝っている人のたった一つの共通点といえます。
何度も何度も挫折し、時にはもう無理だとあきらめ資金を引きあげる。
それでもその度に「もう一回だけ」と、また入金し、あきらめなかった人だけがトレードで勝ち続けることが出来ます。


本気で何かに取り組めば必ず挫折を味わいます。
これは成功までの避けては通れないプロセスとも言えます。


多くの指導者はこのプロセスを教えません。
「3ヵ月で稼げるようになります」
みたいな謳い文句で客を集めようとします。
でも僕は初めから正直に言いますが一度も挫折せずプロになった人は一人もいません。


その事実を知ったあなたは挫折した時、こう思って頂ければ幸いです。
「よし、一個目の通過点が来た。もう少しだ」と。


そう思えるようになれば、あとは時期が来れば自然とプロトレーダーになることが出来るでしょう。
だから、絶対にあきらめないこと。
絶対に夢を投げださないこと。
次の挫折の先には「プロトレーダー」があるかも知れないんだから。


本当にそれは事実で、
トレードは何度か挫折してはじめて「あっ!」という気付きが生まれます。
それは今の挫折の次かも知れないし、その次かも知れない。


いつかは分からないけど必ず来ます。
だから途中であきらめたり、
投げ出したりすることが一番もったいないことだと僕は思ってます。




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